第2期ワンダーランドの最初のクロスレビューは、サンプル「家族の肖像」を取り上げます。既に公演が始まり、8月31日(日)まで五反田のアトリエヘリコプターで開かれています。
応募要領は、これまでと同じです。☆印による5段階評価。レビュー本文(コメント)400字。名前と肩書き。それに郵便番号と住所を書き添えてください。送り先はwonderlands@northisland.jp 。締め切りは、9月2日(火)となります。一般の方の応募、大歓迎です。採用分には薄謝を進呈します。
これまでのクロスレビューは次の通りです。
http://www.wonderlands.jp/archives/12398/(ポツドール)
http://www.wonderlands.jp/archives/12406/(阿佐ヶ谷スパーダース)
サンプルは青年団の松井周さんが主宰するユニット。今回の公演に関して、次のような一文をユニットサイトに寄せています。
「大人」であろうとすることに悩まされてきた人の転倒というか、半分意図的な
踏み外しと言えるような失態を見せたいです。
ちっぽけなきっかけから「立ってることがつらいなら転んじゃえ!」 というスローガンの元に大でんぐり返し状態が始まる。
そこには「私も連れてって!」という悲鳴とも歓喜とも区別がつかない叫びが聞こえてくるのではないでしょうか。
「どこに?」という言葉は意味をなさないでしょう。
彼らは闇雲にでんぐり返しをしていることも自覚しているのです。
踏み外しと言えるような失態を見せたいです。
ちっぽけなきっかけから「立ってることがつらいなら転んじゃえ!」 というスローガンの元に大でんぐり返し状態が始まる。
そこには「私も連れてって!」という悲鳴とも歓喜とも区別がつかない叫びが聞こえてくるのではないでしょうか。
「どこに?」という言葉は意味をなさないでしょう。
彼らは闇雲にでんぐり返しをしていることも自覚しているのです。
この状況に積極的な意味を与えたい。
彼ら(僕ら)は他人ではないことを突きつけたい。
それでも誰かとつながりたいという無理矢理なリンクの要求をこの題名に託し
ました。
サンプル「家族の肖像」ページ:http://www.samplenet.org/yotei.htm