◎MITAKA “Next”Selection の今~星のホール攻略法のあの手この手
三橋暁
1、カンパニーに優しい公共劇場~〈MITAKA “Next” Selection〉の沿革
その年ごとに多少の開催時期のズレはあるようだけど、三鷹の秋の風物詩としてすっかり定着した観のある〈MITAKA “Next” Selection〉が、昨年も開催された。地元ゆかりの文豪に因んだ〈太宰治をモチーフにした演劇〉とともに、三鷹市芸術文化センター星のホール(以下、星のホール)の二大看板として評判を呼んでいる名物企画だ。
この星のホールが、1995年11月の施設オープン以来、さまざまな公演を重ねながら、小劇場との蜜月の関係を築いてきたことは、多くの演劇ファンがご存じだろう。当時まだあまり例のなかった、公共ホールが劇団を招請し、ひと公演まるごとを主催・共催事業として実施するという事業形態に積極的に取り組んできた過去の経緯は、ホールの運営にあたる財団職員、森元隆樹氏へのインタビュー(ワンダーランド「芸術創造環境はいま-小劇場の現場から第10回」)に詳しいので、興味のある方は本誌HPのアーカイブをぜひご覧いただきたいと思う。
〈MITAKA “Next” Selection〉も、そんなホール黎明期における試行錯誤から生まれた企画で、当時小劇場の世界で人気急上昇中だった2つの団体、ジョビジョバ(『ジョビジョバ大ピンチ スペーストラベラーズver.Zero』1999.12)と拙者ムニエル(拙者ムニエル・プレゼンツ『猫演劇フェスティバル』2000.2)を招いての公演が成功を収め、「行ける」という感触を得たことがきっかけとなったようだ。先の森元氏曰く、脚本のレベルが低かったり演出力が弱いと、広い年齢層にアピールすることは難しい。しかしそれはとりもなおさず、表現方法が新しくても脚本や演出さえしっかりしていれば、若い世代以外にも十分に受け容れられるということでもある。
そんな攻めの姿勢で貫かれてきた〈MITAKA “Next” Selection〉は、過去にポツドール、ペンギンプルペイルパイルズ、ブルドッキングヘッドロック、劇団宝船、イキウメ、ピチチ5、パラドックス定数、サスペンデッズ、ままごと、カムヰヤッセン、MCRらを三鷹の舞台にあげてきた。現在の彼らの活躍を見れば、次代を担うユニットやカンパニーのショーケースとして演劇ファンがこの企画に注目するのも、むべなるかなだろう。
そのあたりは、第13回目を迎えた今回の〈MITAKA “Next” Selection〉のラインナップからも伺える。というのも、今回の3団体のうちマームとジプシーの藤田貴大とはえぎわのノゾエ征爾の両人は、おりしも昨春に第56回岸田國士戯曲賞に輝いたばかりだからだ。(ただし、藤田貴大は『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』、ノゾエ征爾は『○○トアル風景』での受賞で、どちらも今回の上演作品ではない)過去には、星のホールでの初演(2009.10)を経た柴幸男(ままごと)の「わが星」が、翌年の2010年に第54回岸田賞を受賞しているが、旬の作家やカンパニーに白羽の矢をたてるこの劇場の慧眼ぶりが、またも証明されたといっていいだろう。
2、劇場に魔が棲む?
ところで、一昨年の〈MITAKA “Next” Selection〉でろりえが『三鷹の化け物』(2011.9-10)という作品を上演したときに、そのネーミングに感心したのは、まさにそのタイトルのとおり、この星のホールには実は魔物が棲んでいると思っていたからだ。などと書くと、いったい何を言い出すことやら、と怪訝な思いを抱かれるやもしれぬが、ここでの公演には、どうしてもクリアしなければならない難度の高い課題があることは間違いない。それは、会場の大きさそして形状である。
小劇場系のカンパニーが星のホールでの公演を考えたとき、もっとも厳しく感じられるのは、なんと言ってもその空間的な広さではないだろうか。250ある客席もそうだが、おおよそ11m(幅)×11m(奥行き)×6m(高さ)ある舞台は、駅前劇場、王子小劇場、アゴラ劇場など中堅のカンパニーが使うことの多い劇場と較べると、いかにもだだっ広い。狭い小屋で経験を積み重ねたカンパニーが、大きな劇場に進出した途端につまづく残念なケースを昔からずいぶんと目撃してきたが、この星のホールの広さは、小さな劇場で成功を収めたカンパニーに不安を抱かせるに十分だろう。客席や舞台を取っ払ってしまえば、あとは自由度が高いと言う話も聞くが、言うは易し、使いこなすは難し、だと思う。
しかし、小さなカンパニーを呑み込んでしまうこのホールの魔は、見方を変えれば、試金石ということもできる。というのも、このマイナス条件をプラスへと転じ、大きな成功を収めたカンパニーは少なくないからだ。
思い切って平面に徹したパースペクティブな作りで、スペースの広がりを逆に味方につけた『五人の執事』(2009.7-8)や『元気で行こう絶望するな、では失敬。』(2010.6-7)のパラドックス定数があったし、劇場空間そのものを深い森に仕立てあげたサスペンデッズの『夜と森のミュンヒハウゼン』(2009.9)、さらには惑星の軌道を思わせる円形の舞台を中心に大きく描いたままごとの『わが星』も、広さを巧みに使いこなした例といっていいだろう。(ちなみに先にあげた『三鷹の化け物』も、ユニークかつ大胆不敵な仕掛けで、驚かせてくれた。これまた、広い舞台に必然性を持たせたという意味で、記憶に値する取り組みだったといっていいと思う)
このように、星のホールで公演するカンパニーにとって、その劇場空間をどう制圧するかが、公演を成功へと導く鍵であるといっても過言ではない。では、そんな星のホールの魔に、今年の3団体は、どう挑んだのだろうか。公演順にその内容と取り組みを、振り返ってみようと思う。
3、そびえ立つ大きな家(マームとジプシー)
主宰の藤田貴大が、自身のアイデアを母体(マーム)として、放浪(ジプシー)するように作品を作り上げていくことをイメージしたのがその由来だというマームとジプシーだが、2007年9月の旗揚げからめきめきと頭角を現し、みるみる小劇場シーンで注目を集めるカンパニーのひとつにまで成長を遂げた。ままごとやロロとともに語られることの多い、いわゆるゼロ年代演劇の代表格だが、そもそも旗揚げはSFの会話劇からのスタートだったと伝え聞く。しかし、現在の彼らにとって最大の武器は、いまや彼らのアイデンティティーでもある大胆な台詞の反復とダンスにも似た不思議な身体性であることは間違いない。
さて、今回、〈MITAKA “Next” Selection〉の第一弾として9月7日に幕をあけた『ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。』で、彼らは自身のメインテーマのひとつである「記憶」と、ある一家の歴史という時間の流れを重ね合わせてみせた。道路拡張のために、取り壊されることになった古い家屋をめぐって、その家で育って、独立していった3人の子どもたち(長女、長男、次女)が語りあい、それぞれの思い出を回想していく。そこに近所の人々や一家とかかわりをもった人物などのエピソードを交えつつ、刻々と進んでいく解体作業と並行する形で、その家の歴史が再構築されていく。
一見抽象的にもうつる表現形態でありながら、独特の言葉のリフレインで観る者の心にリズミカルに刻み込んでいく手法は、今回の作品でもきわめて効果的で、呪文のようなモノローグやさりげない会話の繰り返しから、やがてロマンチックでノスタルジックな風景が感動的に立ち上ってくる。
何よりも驚いたのは、ほぼ素の状態を常とする彼らの舞台上に、高く聳え立つ舞台装置(家の骨組み)が出現していたことで、これが彼らなりの星のホール攻略法であったかと、意表をつかれた。ど真ん中に鎮座して主題を象徴しながら、舞台上のさらなる舞台としても機能している。もちろん、クライマックス近くには家の運命を視覚的に見せる倒壊というスペクタクルもある。ミニマムな世界の構築を得意としてきた彼らが、なんともスケール感のある大胆な仕掛けをみせたことは、思いがけないことであった。(9月17日マチネ観劇)
4、列をなし、練り歩く人々(はえぎわ)
続いて、9月28日に初日を迎えた『ライフスタイル体操第一』のはえぎわは、1999年に旗揚げの中堅劇団だ。松尾スズキの舞台などへの客演でも見かける主宰のノゾエ征爾は、なんでも地元三鷹市の牟礼出身だそうで、星のホールへ初進出となる今回は、本人的には凱旋公演だという。はえぎわの特徴は、いわくいいようのない捉えどころのなさで、これまで何度か公演に足を運んでいるが、毎回そこで目撃するものは常に新鮮で、よそで観たものの類型でもなければ、同じパターンの繰り返しでもない。きわめて独創性に富んだカンパニーという印象だ。
さて、岸田戯曲賞受賞後第一作となる今回の『ライフスタイル体操第一』も、やはりこれまでに観たことのない世界が繰り広げられていく。オープニングは、ダンスとも体操ともつかない、ラジオ体操を思わせるパフォーマンスからはじまる。役者たちが声を揃える「起きて、食べて、排泄して、寝る」は、もちろん作者による人生そのものの集約だろう。まるで「人生は死への長い行列」とでもいいたいかのように、舞台を所狭しと練り歩くパフォーマンスは、広い舞台の使い方としてこういうのもありかと感心させられる。
それに続いて、並行して描かれていくいくつかの人間模様は、そんな人生のいくつかの断面に違いない。死にかけの男、喧嘩ばかりのカップル、経営手腕のある店長とない店長、中華料理店を切り盛りする女、なぜかそれを手伝わない弟、清掃員のおばちゃんグループ、バイクで旅を続ける老女等々、日常生活のどこにでもありそうな光景を通じて、人生の非凡な一瞬が次々とスライドショーのように映し出されていく。
それにしても特筆すべきは、50歳から69歳までの男女をオーディションで選抜したという11名からなるシニアチームの健闘だろう。演技は巧みとはいえないが、豊富な人生経験に裏打ちされた味わい深い存在感には脱帽せざるをえない。はえぎわの役者らとともに、総勢30名弱の老若男女が織りなす大所帯のアンサンブルが、シンプルだが紆余曲折の多い人生の長い長い道のりをそこはかとなく浮かび上がらせていく。死という別れのイベントすらも、暗くならずに飄々と描く徹底したユーモラスな方法論は、作者の達観にも受けとれた。(9月28日ソワレ観劇)
5、斜めに置かれた大きな壁(モナカ興業)
今回の〈MITAKA “Next” Selection〉のトリをつとめるモナカ興業は、10月19日に初日を迎えた。3団体の中での現時点での知名度こそもっとも劣るかもしれないが、小劇場ファンの間では、近年着実に支持者を増やしてきているカンパニーだ。資料によれば2005年に活動開始、近年はOFFOFFシアターや小劇場楽園、スペース雑遊などで公演を行ってきている。わたしは初めて拝見するが、座付き作家のフジノサツコの作品を、演劇集団円に所属する森新太郎(平成21年度文化庁芸術祭賞優秀賞受賞の実力派)が演出するというスタイルで、こつこつと積み上げてきた公演は、今回の『旅程』でちょうど12回を数える。
演出の森によれば、今回の作品はモナカ興業の集大成とのことだが、大きな物語の道すじがいくつかあって、登場人物を介してそれが微妙な接点で繋がっている。両親が離婚の危機にさらされたある不幸な家庭で、高校生の娘は不良たちに誘われたカラオケボックスで暴行される。その父親が重役として勤める建設資材会社では、内部監査が行われることになり、若手の女子社員の活躍で不正が見つかる。彼女の友人の人事担当者は、社員証の返却を求めて辞めた契約社員を訪ねるが、聴覚障害者である相手の純真さに惹かれ、恋心を抱いてしまう。
同じ若手の社会派でも、中津留章仁(TRASHMASTERS)とはずいぶんと違って、こちらはかなり低体温の印象。しかし、間違った社会のあり方に対する眼差しの鋭さは、優るとも劣らぬものがある。ドラマとしても、その佇まいはクールなのに、選び抜かれた台詞には力があるし、役者たちの動きもきびきびと軽快だ。人間模様が複雑に交錯するが、物語はやがてつくられた性差によって貶められた女性たちにスポットがあたり、運命にへこたれず、胸をはって生きていく力強い姿へと集約されていく。
美術プランナーのアイデアのようだが、舞台中央斜めにどーんと置かれた大きな横長の壁が、実に効果的な舞台装置となっている。人生には、時に寄り添い、時に立ちはだかる大きな壁があるという解釈はさすがに穿ちすぎかもしれないが、何度か登場する東京駅の駅舎のようにも見えれば、旅立ちを思わせる鉄道のプラットフォームにも思える。沿って歩けば長い道だし、会社の壁にも早変わりするなどの汎用性もあるが、女優のひとりが半分身を乗り出し、生死不明のまま横たわる姿がなんとも煽情的で、シンプルかつ秀逸な舞台装置に感心した。舞台装置をとりまく不安感や孤独感をはらんだ空気が、やがて客席にも流れ込んでくるかのような、演じる側と観る側の親和性が高い舞台でもあったと思う。(10月28日マチネ観劇)
6、飴と鞭の微妙なバランス~結びにかえて
今回招聘されたマームとジプシーの藤田貴大が、インタビューに答えて星のホールについてこう言っている。すなわち、〝なんか、近いようで、遠いみたいな劇場みたいですが。〟と。そう、劇場の寸法だけでなく、星のホールには駅からの徒歩とあわせると都心からはちょっとした小旅行の道のりという立地上の大きなハンディキャップもある。カンパニーの側から見れば、この集客の難しさも頭の痛いところだろう。
しかし、さまざまなマイナス条件がいい意味での負荷となるのか、それをプラスに転じているカンパニーが多いことは、これまでの公演実績からも明らかだし、今年の3団体の取り組みもその例に洩れないと思う。〈MITAKA “Next” Selection〉という企画は、まさに劇場側からの厚い支援という「飴」と、公演を運営する上での困難性の「鞭」という両者の絶妙なバランスの上に成り立っているとも言えるのかもしれない。
補助金の削減など、公共ホールの運営がただでさえ難しくなってきている中、星のホールの取り組みは、自治体の文化事業と演劇の世界を取り結ぶひとつの理想の形のようにうつる。それを応援する意味でも、足繁く通い、魔の棲むホールへと果敢に挑むカンパニーの姿を見守っていきたいと思っている。
【筆者略歴】
三橋曉(みつはし・あきら)
1955年、東京都生まれ。ミステリ・コラムニスト。「本の雑誌」「波」「ミステリマガジン」「このミステリーがすごい」「新刊展望」「週刊現代」他に書評コラムや映画評を執筆中。共著書に「海外ミステリー事典」(新潮社)など。
・ワンダーランド寄稿一覧:
http://www.wonderlands.jp/archives/category/ma/mitsuhashi-akira/
【上演記録】
▽マームとジプシー『ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。』
三鷹市芸術文化センター(2012年9月7日-17日)
【作・演出】 藤田貴大
【出演】 伊野香織、石井亮介、荻原綾、尾野島慎太朗、斎藤章子、高山玲子、成田亜佑美、波佐谷聡、召田実子、吉田聡子
【スタッフ】
舞台監督 森山香緒梨
照明 吉成陽子、富山貴之、山岡茉友子
音響 角田里枝
舞台美術 細川浩伸
宣伝美術 本橋若子
制作 林香菜
主催 公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団(東京公演)、マームとジプシー(北九州公演)
共催 北九州芸術劇場(北九州公演)
【全席自由】
会員 前売2,200円・当日2,700円 一般 前売2,500円・当日3,000円 高校生以下1,000円(前売・当日とも)
▽はえぎわ『ライフスタイル体操第一』
三鷹市芸術文化センター(2012年 9月28日-10月8日)
【作・演出】 ノゾエ征爾
【出演】 滝寛式、笠木泉、本多力(ヨーロッパ企画)、川上友里、踊り子あり、鳥島明、富川一人、山口航太、高松呼志響、金珠代、萩野肇、井内ミワク、町田水城、鈴真紀史、竹口龍茶、ノゾエ征爾
<アンサンブル出演(五十音順)>
石原裕鵬、うちやま きよつぐ、宇津木 昆台、加藤素子、阪口美由紀、
佐藤賀数江、高山久子、竹田邦彦、立堀貴子、美恵サンダ、渡邊敦子
【スタッフ】
舞台監督:田中翼、本郷剛史
舞台美術:稲田美智子
音響:井上直裕 (atSound)
照明:葛生英之(日高舞台照明)
衣裳:セオキョウコ(bodyscape theatre)
ドラマターク:齋藤拓(青年団)
演出助手:磯崎珠奈、萩野肇
振付:ノゾエ征爾
振付指導:寺田未来
劇中歌:ノゾエ征爾 石原裕鵬
WEB制作:斧竜摩 植木悟士 高野尚之 いのくちあきこ
チラシ美術:康舜香 (SUNI)
チラシ写真:ノゾエ征爾
チラシモデル:たにぐちいくこ
記録映像:鈴木茂之
記録写真:梅澤美幸
制作:山田建太朗 田中和則 三浦彩歌
【全席自由】
会員 前売3,000円・当日3,300円 一般 前売3,300円・当日3,600円
大学生1,500円(前売・当日とも) 高校生以下500円(前売・当日とも)
★初日割引・平日マチネ割引
上記料金から、会員・一般は 300 円、大学生は 500 円引き
▽モナカ興業『旅程』
三鷹市芸術文化センター(2012年10月19日-28日)
【作】 フジノサツコ
【演出】 森 新太郎
【出演】 熊坂理恵子、内田悠一、林竜三、アワヤ鮎美、平田耕太郎、長野尚以、辻村優子、日向野敦子、長瀬知子
【スタッフ】
美術/伊藤雅子
照明:佐々木真喜子(ファクター)
音響:中村光彩
衣裳:西原梨恵
舞台監督:大島明子(演劇集団円)
グラフィックデザイン:坂本志保
舞台撮影(写真):小尾幸春
制作:長瀬知子・蒲生みずき
主催:(公財)三鷹市芸術文化振興財団
平成24年度(第67回)文化庁芸術祭参加公演
【全席自由】
会員 前売2,500円・当日2,800円 一般 前売2,800円・当日3,200円 大学生1,000円(前売・当日とも) 高校生以下500円(前売・当日とも)
★早期観劇割引・平日マチネ割引
会員 前売 2,200 円・当日 2,500 円 / 一般 前売 2,500 円・当日 2,800 円
【おわび】
当初、「モナカ興業」を「モナカ興行」とした箇所がありました。筆者、関係者のみなさまにご迷惑をおかけしました。おわびして訂正します。(2013年1月17日 ワンダーランド編集部)